NT nuchal translucency(胎児項部透過像)

ここでは自身が初めてNTの用語を耳にした際の事を書いています。※一部表現に読者様が不愉快に思う箇所があるやもしれませんがご了承下さい。

妊娠10週目の定期検診時に初めて、NT宣言をされた。当然、聞いた当初は何のことだかさっぱり状態。ただ、耳に残った用語としたら、染色体異常の可能性があるとの事。医者は、専門書の一部を印刷し、確率論である事を何度も説明してくれた。厚みの厚さにより、確率が変わるらしい。正確な診断は羊水検査をしなければ白黒つけれないし、当症状が無くとも染色体異常の場合もあると説明を受けた。この時点で、染色体異常=早産?と勝手に捉えていたが、今回の場合はそうではないらしい口ぶりだ。妊娠発覚当初は、安定期(16w)になるまで赤ちゃんが無事に成長して欲しいと願うばかりであったが、新たな心配事となった。

また、NT診断は12週目〜16週目に測定した値が対象となるとも説明を受けた。つまり、10週目で診断された結果は、何の判断材料にもならない結果であり、あくまで疑いがあるレベルという事らしい。ただ、個人的にはこの時期にNTが確認できるって事は次回もあるんじゃないか?と単純な疑問も浮かんだりした。急な事すぎて、この場ではお医者様に質問する事は出来なかった。

正直、毎回エコー写真を楽しみにしていた2人にとって、急な事すぎてついて行けなかった。その場で、すべてを理解する事は出来ず、帰宅後検索魔と化した。

まず、「NT 妊娠」で検索すると何件かヒットした。妊娠はわからない事が多いなと思いながら、検索結果を1つずつ目を通した。ここで、理解できた事は染色体異常=ダウン症の可能性が高まるかもしれないとの事。ただ、検索で引っかかるのは単胎の場合が多く、一卵性双子の事例を見つけることは出来なかった。うちの場合は身体が大きい方だけにNTの症状が見られ、片方には症状がなかったのだ。ここで、お医者様の言葉が蘇る。「NTが無くても染色体異常がある場合がある」正確な診断には羊水検査で白黒付けるしか方法がなかった。羊水検査には流産や破水のリスクがあり、そんなリスクを負ってまで検査したくないなとぼんやりと思っていた。中には胎児スクリーニング?で羊水検査でなくとも診断をして頂ける事も可能らしいが、近場の病院ではない。有名な所だと大阪にクリニックがあるらしい。問い合わせ等をしたわけではなく、検索で得た知識なので誤認かもしれない。

決断としては、まだ厚みを測定する期間(12w〜14w)でもない事から次回の診察結果を受けて、NTの厚みが確認されれば再度考えることとなった。

調べていくうちに、NT以外にも医者が見るポイントがある事が分かった。(※ネットから得た情報)1つ目は鼻骨。ただ、エコー写真を参考に素人が見ても、何のこっちゃである。顔部分は分かるが、鼻骨が結局どうなら良いのかよく分からなかった。次に、全身の血流の流れ。こればかりは医者に聞かないとエコー写真からはわからない。そして、自身は聞こう聞こうと思って未だに聞けてない。最後に全身の身長と頭の大きさで判断する方法もあるらしいが、やはり専門家ではないので、素人ではどれも分からない。結局のところ、判断基準は複数ある事は理解できたが、素人では解決する事は出来ず、事前に把握するのは極めて難しい。白黒付けるには、リスク(3%)を許容して、羊水検査を受け、結果を待つしかないらしい。

リスクを犯してまでする羊水検査で判る項目は染色体異常の中でも4種類?程らしい。残りの複数種類の染色体異常については、産まれてみないと分からないと医者から説明を受けた。なお、性別については判明するとのこと。

結局のところ、素人では判断しづらく確率論で赤ちゃんが産まれるまで気にしないか、リスクを負って羊水検査をして白黒つける方法しかないようだ。

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